踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年)

踊る大捜査線THEFINALとある通り、新たなる希望は、踊る大捜査線最後の作品となっています。そのため、今までの作品に出てきたあらすじであり、謎となっている部分を明かしていく形で、新湾岸署の面々が事件に立ち向かっていくという内容になっています。

時代を反映する内容となっている

新たなる希望は、青島、室井が主に事件に関わっているため、あらすじとしては、結末が中々見えてこない犯罪に巻き込まれた2人が、協力をして事件の対応を取っているところが見どころです。

また、青島、室井らが関わっているもののほとんどは、国際環境エネルギーサミットです。警備の人として対応を取っているわけですが、今作でも小さな事件から、段々とエネルギーサミット絡みの事件が見えてくるようになるのです。踊る大捜査線の見どころとも言えるのですが、今作も青島の直感が冴え渡ります。

事件に関しても誘拐事件だけでなく、射殺体といった重い事件の話も出てきます。しかし、今までの踊る大捜査線と違い、事件のあらすじがドンドンと解明されていく内容となっているので、新たなる希望というタイトルの相応しさに納得できます。

烏飼の秘密が判明

今作の見どころは、あらすじにも良く登場する烏飼という人物です。誘拐事件との関連性もあり、キーマンとして何度も登場するのですが、物語が結末に向かうまで、烏飼という人物の目的、行動などは明かされない状態が続きます。

しかし、警察の腐敗であり対応に苦しんでいる人物こそが、烏飼という人物であることが明かされると、物語の節々に出てきた事件、そして不可解さにも納得がいくようになっています。推理サスペンスのような構成となっていますが、あらすじだけでは全容が見えないところこそ、新たなる希望の見どころかもしれません。

悲しみに暮れる人が多い作品

踊る大捜査線は、新たなる希望が最終話となります。そのため、多くのファンを意識して、細かくファンだけが理解できる小ネタも挟まれています。

15年も続いた踊る大捜査線シリーズとのお別れとなりますが、それでも、キレイに話がまとまっているおかげで、最後まで気分良く見ることができるのも、新たなる希望だけの魅力と言えるでしょう。

踊る大捜査線シリーズ作品情報