前作から5年も空いたことから、続編を希望する人も多い作品であったのがクローズEXPLODEです。もちろん鈴蘭を舞台として語られる作品になっていますが、前作とはテイストが少し異なっています。あらすじとしては本筋になりますが、結末や見どころは前作とは違っています。
また新入生が入学する
前の学校をケンカによって退学させられた鏑木旋風雄は、もう二度とケンカをしないと誓って鈴蘭に入学をしてきます。しかしまとまらない鈴蘭の弱小派閥がそれを許しません。なんとかして「ケンカが強い」鏑木旋風雄を自分たちの中に引き込もうとします。
すると現在鈴蘭でナンバー2の位置にいる強羅徹の一味に目を付けられ、そこで下っ端を倒してしまい、それが評判となってしまい、結局ケンカをしなければいけない事態に。あらすじとしてはこんな感じですが、もう少し物語は別のテイストを帯びることになります。
同時期に入学した新入生同士の抗争へ
強羅徹の下っ端との対決を見ていた加賀美遼平も新入生であり、なにかを模索していました。群れになることを嫌い、一匹オオカミであった加賀美遼平でしたが、やはり欲しいのはトップの座。
あるとき暴力団組織が鈴蘭のことを良く思っていないことから、潰そうと画策してきます。そこに付け入る加賀美遼平。局面は新しい展開へと進んでいきます。
最終的な戦いは鏑木旋風雄VS加賀美遼平
暫定的なトップに位置する鏑木旋風雄と、暴力団をバックにつける加賀美遼平との結末になるのがクローズEXPLODEです。伝説の格闘場である屋上で雌雄を争うことになります。今作の見どころのひとつです。
鈴蘭がまとまる日は来ない
純粋な不良高校生の争いのように見えますが、暴力団まで出てくることから、リアルさを出してきて社会的な要素も取り入れてきた作品になっています。しかしなんといってもやはりラストシーン。結末として今作としては語られていませんが、本当の鈴蘭のトップを決める決闘が始まりそうになっています。そこも今作の見どころになるでしょう。