28週後・・・(2007年)

映画「28日後…」の続編です。狂暴化ウイルスに感染してもゾンビにはならず、感染者はそのまま餓死します。したがって必然的にウイルスの拡散は抑えられ、事件発生28週後にはイギリス本土でもウイルスを制圧した。そうしたあらすじの下で始まります。

妻を見捨てた夫のドン

夫のドンと妻のアリスは、パンデミック発生後、郊外で他の生存者たちと暮らしていました。そこへ感染者が侵入しますが、襲われる妻を見捨ててドンは逃げてしまいます。この負い目が後に感染者となった彼を暴走させることになります。

事件発生後28週間が経ちロンドンは平和を取り戻します。そこで、スペインへ修学旅行に行っていたことで難を逃れた娘のタミーと息子のアンディが戻ってきます。母が殺されたことにショックを受けますが、それでも母の写真を得るために自宅へと向かいます。

妻は生きていた

子供達が自宅へ入ると、死んだと聞かされていた母アリスに出逢います。アリスは特殊な免疫を持っており、ウイルスに感染しつつも発症しなかったのです。子供たちによって連れてこられたアリスは軍によって隔離されます。

その事実を知ったドンは、妻に会い謝罪します。アリスはドンを受け入れキスをしますが、それによってドンは感染者となります。アリスは何故自身にウイルスがいると知りながらキスを許したのか。自分を裏切った夫への報復か、見どころのひとつです。

ドンが暴れ回る

発症したドンは、妻に対する後悔と葛藤をエネルギーとして暴れ回ります。これによって再びロンドンでパンデミックが起きます。とはいえ母を裏切ったと罵っていた娘から涙ながらに射殺されます。罪悪感から解放されたのか、彼にとっては良い結末です。

アメリカ陸軍の医務官であるスカーレット少佐は、子供達も特殊な免疫を持っているのではないかと考え二人を保護します。

実際に息子のアンディには免疫がありました。しかし一緒に逃げるタミーにスカーレットは免疫の話を教えていません。そのためタミーは弟が感染していないと思い込み、一緒にヘリでパリへと逃げていくのでした。

続編のためにやったのか

本作のあらすじに関して様々な憶測があります。賢いはずのスカーレットがいとも簡単に途中で死んでしまいます。そしてアンディを介してウイルスが大陸へ渡ってしまう。続編を作るべく仕掛けを用意したような結末です。

なお本当の見どころは、ウイルスよりも人間の醜い心の方が怖い、それを表現した点かもしれません。

28日後シリーズ作品情報