17歳のカルテ(1999年)

1999年に公開された17歳のカルテは、スザンナ・ケイセンが実際に体験したことを元にして制作された映画となっています。精神病院に入院した少女たちが、どういった葛藤を持ちながら過ごしているのか、とてもリアルに描かれています。

17歳のカルテのあらすじと結末

スザンナは精神的にとても不安定な状態で、大学には行かず父の友人と肉体関係を持ち、毎日のように自殺を考えていました。それを見た父は、彼女を精神病院へと入院させることにしました。この病院では、患者たちがタバコを吸ったり薬を交換したりするなど、自由に振舞っていました。

そんな患者たちのリーダーでもあるリサは、当初はスザンナに挑発的な態度を取っていましたが、スザンナが医師や看護師に反抗するのを見て、彼女に同調するようになります。スザンナも、リサの言動や行動に惹かれてき、この病院が自分の居場所だと思い始めます。

そして、ある日の夜にリサはスザンナの元に来て、一緒に逃げることを持ちかけられました。その後、先に退院したデイジーの家に泊めてもらうことになったのですが、翌朝になってデイジーは自殺してしまったのです。その原因は、リサがデイジーを追い込むような発言をしたことでした。それによってリサはどこかへと逃げ出し、スザンナは病院へと戻りしばらく動けない状態になってしまいました。

しかし、一刻も早く退院しないといけないと思い、カウンセリングなども真面目に受けて、退院まであと少しのところまで来ました。そんな時に、リサが自分の病室にやって来て、勝手な行動をする彼女をスザンナは叱責ました。

退院の日になり、スザンナはリサに別れを告げて微笑み、帰りのタクシーに乗り込みました。

17歳のカルテの見どころ

この作品は、実際に精神病院に入院した少女の実話であり、当初は病院が自分の場所だと感じるのですが、最終的には自分がいるべき場所はここではないと思うようになることから、人間の弱さと強さをしっかりと表現されています。