猿の惑星:創世記(ジェネシス)は猿の惑星シリーズということであれば、リブート作品の1作目ということで、完全オリジナルストーリーになっています。
以前に5作作られてはいますが、独立した新シリーズの第1作目という捉え方でいいのではないでしょうか。ここでは猿の惑星:創世記(ジェネシス)のあらすじについて簡単に説明していきます。ウィルとシーザーのやり取りが見どころです。
目次
新薬を投与したチンパンジーが狂暴化する
この作品の主人公のウィルは抗アルツハイマーの新薬であるALZ112の研究開発をしていました。そこで臨床試験としてチンパンジーのブライトアイズにALZ112を投与します。そこで知能が数段アップするという成果を見せます。
そこでもっと臨床実験の許可を得ようとしたところで、ブライトアイズは子猿を守ろうとして暴れ出します。結果的にブライトアイズは射殺されます。
この事件によって研究は凍結され、ブライトアイズの子猿を引き取ります。その子猿はシーザーと名付けられ、ブライトアイズの遺伝子を確実に受け継いでいることに気づきます。
シーザーは霊長類保護施設に送還される
ALZ112を父のチャールズに投与をして、アルツハイマーの完治に成功しますが、また再発します。チャールズが隣人トラブルを起こしていた姿を窓からシーザーが眺めていた時に、シーザーは人間に危害を加えたので、霊長類保護施設に送還されます。
シーザーはボス猿の地位に収まる
そこの施設にいてもなかなかなじめませんでしたが、群れのボス猿であるロケットとの争いに勝利して、新たなボス猿としての地位に収まることになりました。そこではもう人間への反乱を計画していましたので、ウィルの家に行って改良されたALZ113を盗み出して、施設の仲間に投与して、一斉に脱出します。
ALZ113による全世界的な影響が大きくなる
ウィルは家に返ろうと説得するわけですが、シーザーはそれを受け入れないわけです。ALZ113による人間への影響が強まったところで結末を迎え、次の続編に向かいます。
猿の惑星シリーズ作品情報
- 猿の惑星(1968年)
- 猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年)
- 猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年)
- 猿の惑星・征服(1972年)
- 最後の猿の惑星(1973年)
- 新・猿の惑星(1971年)
- 続・猿の惑星(1970年)