ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2016年)

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちの魅力は、異能者としてのストーリーではなく、人としてのストーリーにまとまっているところです。そのため、主人公が葛藤と向き合って成長していくところも含めてユニークな作品にまとまっています。

孤独の中で成長していくストーリー

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのあらすじとなりますが、祖父のことが好きな孤独な少年(ジェイク)のストーリーとなっています。冒頭に関しては、一般的な映画作品と大きく違うところはないという印象です。

また、似通った作品にはハリー・ポッターが存在しますが、ハリー・ポッターのように、段々と主人公を取り巻く環境が恵まれていくというものではありません。というのも、主人公は長い間で孤独なままだからです。

また、見どころは結末まで面白いところでしょう。というのも、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちは異能者を取り扱った作品だからです。

この面白さに関しては、ハリー・ポッターで見られる魔法対決のような面白さがあり、ハラハラドキドキの展開が好きな人であれば、楽しめる作品でまとまっていると感じさせられます。

大まかな分類では異能物

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちは、映画ジャンルであれば異能物、ファンタジーに分類される作品となっています。他の異能物との大きな違いは、主人公たちの能力がそれほど高くないところです。

ヒーローのようにたくましい体になれるわけでもありませんし、基本的に、戦略を重視して敵と相対する場面が多くあります。ですが、固有の特殊能力を持った仲間とともに敵を倒していく、危険をくぐり抜けていく作品となっているので、ファンタジーでありながらアドベンチャーのような雰囲気を醸し出すことに成功しているのです。

人としての成長がまとめられている

タイトルに奇妙なこどもたちという言葉が用いられているため、かなり奇妙な世界を思い浮かべてしまう人もいるでしょう。しかし、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちは、心温まるストーリーと、ファンタジーへの渇望が凝縮されている作品です。