【全ドラマ主題歌掲載】安室奈美恵がヒットドラマにもたらした影響

最近芸能界においての引退表明をした歌手の安室奈美恵さんですが、その影響力は計り知れなく、単なる歌手の引退にとどまらぬ社会現象にまでなっています。

デビュー当時には若者の間で一大センセーションを巻き起こしましたし、そのパワフルなダンスと歌声には誰しもが魅了されました。

ビジュアルもそれまでの美少女像を打ち壊すものではありましたが、彼女のファッションはカリスマ性があり、多くの若者が真似をしアムラーという言葉も生まれたほどです。

ただし、ブームを巻き起こしたものこそ、その流行が去ったあとの印象はさみしく、廃れてしまうのが世の常。

そんな中彼女だけは、独自のスタイルを貫くことで根強いファンを手放さず、今なお輝き続けているという状況です。

人々の好みこそあれど彼女のことを嫌う人は今やあまりいません。それほどまでに強固な地位を築き上げるにはそれ相応の経験がありました。

その中の一つを挙げるのであれば、ドラマの主題歌です。

多くの人が自分自身を重ね共感することで勇気づけられる、そんなドラマが数々世に送りだされましたが、主題歌が担う印象というのは小さいものではありません。

ドラマをみていた当時のことを思い出すと、内容よりも主題歌を思い出す、といった人も少なくないのではないでしょうか。

ここではそんな代表的な作品を紹介します。

僕のヤバイ妻

伊藤英明が演じる夫は、家庭生活に行き詰まり妻を殺そうと試みます。そんな最中誘拐されてしまう妻。
愛情を再確認し、気持ちを改めますが、その事件が妻によって企てられたものであったことを知ることになるのです。

安室奈美恵がドラマ主題歌を担当して12作品目のこのドラマ。クリーンなイメージの木村佳乃が演じたヤバイ妻は記憶に新しいですね。

主題曲「Mint」は海外アーティストのPVをも彷彿とさせる、多くのダンサーを引き連れての映像が多くの人を惹きつけました。

ダンサブルなナンバーながらにミステリアスな印象を抱かせるメロディーが、波乱万丈な夫婦の愛のもつれを表すのに大きな役割を果たしました。

本当は見てれないようなドロドロとした人間関係なのに高まる気持ちでドラマを視聴していたのは、この主題歌がもたらす疾走感の働きだったのではないでしょうか。

母になる

沢尻エリカ、板谷由夏、小池栄子という異色のキャスティングで演じられる3人3様の母像。
ある日突然3歳の息子が誘拐されるというショッキングな設定から始まる、母という存在に考えさせられるストーリーです。

『Just You and I』は、もうすぐ成人する息子を持つ安室奈美恵さんにとっても特別な楽曲。
母が息子に捧ぐ無償の愛や愛の強さを歌い上げたと本人もコメントしています。

ファーストクラス

これまたお騒がせ女優の沢尻エリカがドロドロとした働く女の世界観を演じる話題作。
ファッション業界において、女性同士の優位性を主張する「マウンティング」という言葉がここから使われるようになりました。

『BRIGHTER DAY』はそんな胃の痛くなるようなドラマにさわやかな風を吹き込むかのごとくピックアップされた主題歌。
働く女性を勇気付けるようなメロディーとメッセージで聴くものの心を動かしました。

沢尻エリカさんの演じる主人公に共感と、日ごろの仕事におけるストレス社会で頑張る女性の応援ソングともなった曲といえるでしょう。

空飛ぶ広報室

大ヒットのドラマ女王ガッキーこと新垣結衣さんが挑んだ、震災から二年後を舞台にしたディレクターとしての物語。
戦闘機パイロットを夢みていた綾野剛演じる空井との関係にも注目が集まりました。

主題歌ともなった安室奈美恵さんの『Contrail』は、飛行機雲という名前でまさにこのドラマにぴったりの楽曲。
PVではいつもクールな安室さんが、ポップでカラフルなドレスに身をつつみ、闊歩していく様が前向きに行こうという気分にさせてくれる曲です。

私が恋愛できない理由

恋愛超氷河期を迎えた現代において、香里奈、吉高由里子、大島優子の三人組が繰り広げるリアルなラブストーリー。
ロマンチックな絵空事よりも響くとして現代女性が釘付けになった歴史的月9ドラマです。

『Love Story』は、安室奈美恵ファンでなくとも一度は聴いたことがあるであろう大ヒット曲。
数ある名曲の中でもこれを一番に挙げる人も多いといいます。

切ないメロディーのバラードを、パワフルな歌声で歌い上げるのは安室奈美恵さんならでは。
傷つきながらも生きていこうと力をもらえる楽曲です。

テンペスト

大女優仲間由紀恵さんが幕末の琉球王国において男として生きる一人の女性を演じたストーリー。
時代背景や、緊迫した当時の様子を垣間見ることができ、お茶の間の話題をさらいました。

『Tempest』は、テンペストの主題歌であり、のびやかに歌い上げるそのメロディーは、壮大な時代劇を背負うにふさわしく、これ以上の楽曲はないと言われるほどでした。
強く生きる女性の代名詞としても、安室奈美恵さんが抜擢されたのは頷けますね。

女たちは二度遊ぶ

「愛されるより、忘れられない女になる」をテーマにした、ある意味問題作。
小雪や相武紗季といった悪女が似合いながらも女性にも好かれる大女優たちが挑むリアルな恋愛ストーリーです。

『The Meaning Of Us』がこのドラマの主題歌となりましたが、当時はその歌詞の内容も誰に向けてのものなのかなど話題になりました。
元夫のことなのか、それとも息子に向けたものなのか、など様々な憶測が飛び出る中で聴いているものを心地よくさせるメロディーが人々の心をとらえました。

乙女のパンチ

南海キャンディーズのしずちゃんが演じたプロボクサーを目指す物語。イケメンボクサーにあこがれてジム通いをするところから物語は始まります。
夢はかなうというメッセージ性をもった心に残るストーリーです。

しずちゃんとはかけ離れたイメージを持つ安室奈美恵さん。
このドラマは、女性でも強くなれる、女性でも夢をかなえられるといった強いメッセージ性を持っているので強い女性の代名詞である安室奈美恵さんがぴったりだったのかもしれませんね。
クラブ仕様のPVは目が離せないほどダンサブルでセクシー。安室さん本来の魅力あふれる楽曲となっています。一度聴いたら忘れられないSexy Girlの歌詞。
ついつい口ずさんでしまうこと請け合いです。

ヒミツの花園

釈 由美子が演じる28歳の独身女。仕事か結婚か、多くの人が悩む分岐点でもあるこの歳に仕事を通じて出会った奇妙な四兄弟と繰り広げられるちょっと変わったラブストーリー。

誰もがあるようなちょっと泣きたくなる瞬間に、この曲を聴くと励まされるという人続出。
『Baby Don’t Cry』は、安室奈美恵さんの数あるポジティブソングの中でも特に多くの女性の共感を得た作品です。
人生の岐路に立った女性に一度聴いて空を見上げてほしい、そんな楽曲です。

君が想い出になる前に

観月ありさが主演を務める、スタイリストである奈緒の切ないラブストーリー。
姉が事件に巻き込まれて命を落としてしまい記憶喪失の義兄に思いを寄せていきます。

『ALL FOR YOU』は安室奈美恵を代表するラブソングの一つ。
第二ブレイク時を盛り上げた楽曲であるといえるでしょう。
切ないメロディーと歌詞は、様々な愛のカタチがあることを教えてくれます。

夜逃げ屋本舗

「正しい借金の踏み倒し方、教えます!」を決め台詞に、中村雅俊を主役とした夜逃げ屋チームが行き詰った人たちを救済していきます。
数々の債務者を救ってゆく新しいタイプのエンターテイメントです。

『I HAVE NEVER SEEN』は誰もが知る名曲中の名曲。ゆったりとしたメロディーの中に力強さを感じる歌詞は安室さんならでは。
どんな時でも前向きに生きたいと思わせてくれるような楽曲です。

バージンロード

和久井映見主演の心に残る永遠の名作。反町隆史演じるルポライターの男性と運命的な出会いを果たします。
妊娠、恋人との別れ、親の病気など数々の困難に直面しながら、愛を勝ち得ていくストーリーです。

主題歌になった『CAN YOU CELEBRATE?』は安室奈美恵の楽曲でもっとも売れたと言われる曲。
自身の結婚のタイミングでもあったことから、多くの人の共感を得、結婚式で流す人も多かった大ヒット曲です。

残念ながらその後安室さんは当時の夫と離婚してしまいましたが、今でもなお愛されているバラードです。

ザ・シェフ

東山紀之主演のテレビドラマ。

国分太一をはじめ、森田剛や三宅健といったジャニーズの面々が多く登場したことからもファンが多くいた作品です。

『Chase the Chance』は初期の安室奈美恵の歌の中でも最もダンサブルなナンバーの一つ。

ラップの部分があったりと、カラオケで披露するために練習に熱中した人も多いのではないでしょうか。

強気な歌詞が夢を追う人々の背中を押しました。

まとめ

数々の主題歌をみてもどれも外れなしのヒット曲ばかり。時代を代表するようなドラマにはすべて安室さんの歌ありといっても過言ではないでしょう。

自作もヒット作の大王宮藤官九郎がメガホンを握り、一流の女優陣を従えてのキャスティング。

「監獄のお姫さま」というドラマが10月から始まりますが、主題歌のShowtimeを歌い上げるのもまた安室奈美恵さん。

引退を表明したことから多くのファンが一目でも多くと彼女の活躍を心待ちにしていることから、この主題歌の影響力も絶大なものになることでしょう。