「徒然チルドレン」は、2017年の7~9月までアニメ放送されました。
原作のコミックが4コマ漫画のため、アニメの放送枠は15分枠のアニメです。
高校生の男女の日常を切り取り、オムニバス形式でストーリーが展開するため、登場人物が多いのが特徴です。
では「徒然チルドレン」のあらすじと見どころについて紹介します。
徒然チルドレンのあらすじについて
高校生の男女の日常風景を切り取った青春ラブコメです。
主要な登場人物はいるものの、並列した時間軸で進行していくため、主人公は複数存在する形です。
いろんな視点から物語を見る事で、クラスの人間関係や部活の人間関係など、学校全体の雰囲気まで伝わってきます。
この視点の変化こそが、ありふれた日常生活の物語を飽きさせない理由だと言えます。
例えば1年3組の古屋ほたるは、放送部の三つ編みの女の子で、2年の古屋純の妹でブラコンなので、兄と付き合っている皆川を敵視しています。性格は強気でしっかりものですが、皆川には振り回されています。
2年1組の古屋純は、放送部の部長で、学級委員長。同じく学級委員長の皆川から告白されて、翻弄されつつもお付き合いを開始。
性格は優柔不断という具合に、登場人物の関係性を追っていくと、意外なつながりもあり、よりアニメを楽しむ事が出来ます。
クスっと笑えるネタや、共感できるネタ、ありえないネタも混じっていますが、気軽に楽しめるアニメとして仕上がっています。
徒然チルドレンの見どころについて
最近は脱力系のアニメが増えているように思います。
徒然チルドレンもそんなアニメの1つで、とくに大きな出来事は起こらず、ありふれた日常風景を切り取った作品です。
起承転結がないストーリーなんてつまらないという人には、不向きかもしれませんが、ストーリーも1話完結しているので、気が向いた時、見たい時だけ見ればいい。
そんな手軽なスタンスが、今は支持されやすいのかもしれません。