地獄少女という少し怖いタイトルのアニメが、2005年から2009年まで放送されていました。
1期から3期までに分けられて放送されており、1つのシリーズが終わると、半年経過してからまた新しいシリーズが放送されていたというのが特徴です。
晴らせない恨みを晴らしてくれる
そんな地獄少女のあらすじは、恨みを晴らしたいけれど晴らせない相手がいる場合、午前0時になるとアクセスできる地獄通信というサイトに書き込みを行うことで、代わりに恨みを晴らしてくれるという噂が広まっているところから始まります。
昔行われていた時代劇の必殺仕事人のような感じだと思ってよいでしょう。
実際にこの噂が本当なのか書き込みを行ったところ、閻魔あいという人物が現れて、藁人形を渡されるのです。
この藁人形が契約の証となるのですが、藁人形には赤い糸が首にかかっています。
この糸を解くことで契約が成立することや、自分自身も死後に地獄で苦しい目に遭うということも報告するのです。
当然依頼者は葛藤に苦しむのですが、ここが見どころだと言ってもよいでしょう。
時代劇のような流れのアニメ
閻魔あいの特徴としては、セーラー服を着ていることと、長い黒髪に赤い目をしているという点です。
さらに三藁と呼ばれている一目連、骨女、輪入道という人物を従えています。
最初のシリーズでは、基本的に依頼者によってターゲットになった人物は悪い人という描かれ方をしているのですが、困っている善人が傍若無人な悪人に裁きを加えていくという点が人気でした。
このような流れは、やはり時代劇でよくあるパターンですし、ヒーローアニメなどでも同じことが言えます。少し前の日本では、このような流れがごく一般的であり、正義が勝つという流れが普通でした。
第2シリーズと第3シリーズもある
第2シリーズになると、新しいきくりという人物が登場します。前作では比較的真面目さが出ていたアニメだったのですが、第2シリーズでは若干お笑いの要素も加わっていると言えるでしょう。
実はこのシリーズで最終回という予定だったのですが、人気があるので次の第3シリーズも放送されることになりました。