エンドクレジットにあるように、海上自衛隊が協力をした作品になっています。イージス艦が舞台となっており、コナンや少年探偵団、そして蘭が巻き込まれる殺人事件が発生し、いつものように名推理を発揮して解決に導いていきます。
目次
イージス艦の見学会で事件は起きる
いつもは令嬢の園子の計らいで見学会に参加するのですが、今回は蘭がイージス艦の見学会のチケットを当てたことによって参加することになりました。当日、海上自衛隊の船がイージス艦に衝突しそうになる事故が発生します。なんとか惨事は免れたのですが、スパイ活動を監視する女性諜報員とコナンは、ちょっとしたきっかけで親しくなるようになりました。海上自衛隊内部にスパイがいる。これを探すのが今回のあらすじです。
あらすじからわかるように見どころは諜報活動
スパイと疑わしき人物が殺害される事件が起きるのですが、結末が諜報活動を防止するのが今作のテーマですので、次々とスパイをコナンと女性諜報員が捕まえていきます。殺人事件の犯人は自衛官であり、スパイ活動を咎めようとしたことによる犯行で、誰にも相談できないことをほのめかしました。事件よりもスパイを突き止めるのが今回の見どころです。
蘭の救出劇は最大の見どころになっている
しかし結末は別のところにあります。スパイを突き止める最中、蘭は海に投げ出されてしまいます。コナンは蘭が電波時計を身に着けていたことから、イージス艦によって微弱な電波をキャッチすることに成功し、無事発見。一緒に事件を解決に導いた女性諜報員は、逆にコナンを疑い始めます。しかしコナンは普通の小学生であることを告げて、物語は終わります。
結末からわかるようにイージス艦のすごさを体感できる
さすが海上自衛隊が協力をしていることもあって、細かい点も丁寧に描かれている作品です。ドラマではこのような協力は多いですが、アニメでもできるのはそれだけ日本を代表する作品である証でもあるでしょう。
名探偵コナンシリーズ作品情報
- 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年)
- 名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット) (1998年)
- 名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年)
- 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年)
- 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年)
- 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002年)
- 名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード) (2003年)
- 名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン) (2004年)
- 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) (2005年)
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) (2006年)
- 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) (2007年)
- 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア) (2008年)
- 名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) (2009年)
- 名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ) (2010年)
- 名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター) (2011年)
- 名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年)
- 名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ) (2013年)
- 名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー) (2014年)
- 名探偵コナン 業火の向日葵(2015年)
- 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) (2016年)