名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター) (2011年)

映画版15作目だからかもしれませんが、今作のタイトルは沈黙の15分になっています。15分にまつわる見どころと結末が用意されており、最後までハラハラさせられるストーリー展開で、映画版のなかでも評価は上々な作品です。

トンネル爆破未遂から始まるあらすじ

新潟県知事に何者かから脅迫状が送られ、その捜査に警察はあたっていました。知事が出席するトンネルの開通式典で爆破がひっそりと計画されています。それを運よくコナンが見つけて、大惨事を未然に防ぐことになりました。しかしこれは始まりに過ぎませんでした。

トンネルが爆破される動機を調べていくうちに、知事が元国土交通省大臣であることを突き詰め、犯人のヒントがダム建設のために沈められた村にあると勘繰ります。あらすじはこのようになりますが、ここからストーリーは濃密になっていきます。

見どころは複雑な人間模様

あくまでもあらすじはトンネル爆破の犯人を見つけることですが、訪れた村で出会った5人の若者が事件のキーパーソンであることをコナンは突き止めます。それぞれに傷を抱えており、さまざまな事情を持つ5人のなかに犯人がいると目星をつけるコナン。しかしコナンたちが知る由もないことによって、5人の関係は複雑に絡み合い、そして死亡者まで出てしまいます。

コナン最大の危機が今作の結末

結末は予想通り村で出会った5人の若者のうちのひとりが犯人になりますが、その確保のときにコナンは最大の危機に陥ります。犯人の爆破によって雪崩が発生してしまい、コナンが巻き込まれてしまいます。生存できる時間は15分。蘭は懸命にコナンの携帯電話に連絡をし、その着信音によって無事に発見されるのが今作の結末です。

追い込まれるコナンが描かれている

もちろん見どころとして犯人確保もありますが、やはり結末になるコナンが今までにないほど危機に陥る点です。タイトルになっている15分。時間との闘いは、蘭によって勝つことができました。

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