映画版コナンの第5作品目になります。コナンになる原因となった黒の組織が登場することから、ファンだけではなく、これからこの作品を楽しみたい人にもおすすめできる作品です。映画版のなかでも人気が高いことで知られています。
目次
コナン率いる少年探偵団と小五郎と蘭が行く先には事件あり
キャンプに訪れていた少年探偵団は、帰り道にツインタワーを見掛け、見学をすることになりました。そこで招待されていた小五郎と蘭と一緒になります。そんなときツインタワー内で殺人事件が発生。次々と殺されていくことから、警察は連続殺人事件と断定します。コナンと小五郎、そして少年探偵団も犯人を突き止めようと奮闘するのがこの作品のあらすじです。
灰原の言動がこの作品の見どころ
あらすじのなかに欠かせない人物がいます。コナンと同じように幼児化してしまった灰原。この事件に黒の組織が関わっていることを知り、動揺してしまい言動がおかしくなってしまいます。
ツインタワーが爆破される際も、自分がコナンたちと一緒にいることによって今後同様に狙われることを予感したことから、死ぬことを決断しようとしますが、そんなことを少年探偵団は許すはずもありません。灰原の言動こそ、この作品の見どころになっています。
結末はあっさりしているがコナンとその仲間たちの友情が描かれている
連続殺人犯は富士山が見える場所にツインタワーを作られたことを憤慨した画家でした。いままでのような工夫された動機ではない結末になっていますが、そこが今作の見どころではありません。コナンと少年探偵団の人間味あふれる想いこそ、結末としてこの映画に色を加えています。
やはり人との絆の強さは評価に反映される
どんな映画もそうですが、派手なアクションシーン、綿密なストーリー展開だけでは、満足をすることはできません。評価が高い作品というのは、やはり人間味を強く描いた作品であることが多いです。天国へのカウントダウンはそんな作品のように感じます。
名探偵コナンシリーズ作品情報
- 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年)
- 名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット) (1998年)
- 名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年)
- 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年)
- 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年)
- 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002年)
- 名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード) (2003年)
- 名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン) (2004年)
- 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) (2005年)
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) (2006年)
- 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) (2007年)
- 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア) (2008年)
- 名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) (2009年)
- 名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ) (2010年)
- 名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター) (2011年)
- 名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年)
- 名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ) (2013年)
- 名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー) (2014年)
- 名探偵コナン 業火の向日葵(2015年)
- 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) (2016年)