人気ライトノベル作品が原作のテレビアニメ、『人類は衰退しました』のあらすじについてご紹介します。
独特な世界観の中で織りなされる不思議な物語に、ファンになる人も続出しています。見どころはブラックユーモアあふれるストーリーです。
地球を支配する妖精さん
この作品では徹底的に固有名詞が排除されています。原作のライトノベルの中でも主人公の名前が明かされるのは9巻に入ってからです。
アニメ作品の中でも固有名詞がなく、そのため不思議な世界観を演出しています。
物質文明の哀れな末路を迎えた人類。今までの物質文明の常識が通用しなくなり、数世紀が経とうとしていました。そんな中で新人類である「妖精さん」が登場します。
妖精さんは身長10センチ前後で、3頭身。地球には100億から200億人いるとされていました。大きなぼうしとエルフの帽子が特徴です。21世紀中盤から目撃されるようになりました。
妖精さんと関わる主人公
新人類妖精さんが事実上地球を支配している中、それまでの人類は「旧人類」として妖精さんと共存していました。
主人公の「わたし」は、祖父の仕事を継ぐために、妖精さんと旧人類の間を取り持つ調停官として働いています。そんななかでたくさんの妖精さんたちと関わっていきます。
「わたし」の主な仕事は、祖父に命じられた雑用と妖精さんたちにお菓子を作って一緒にお茶会をすること、そして妖精さんたちの「楽しいこと」に巻き込まれトラブルに遭うことです。
「わたし」は仕事に対してはあまり熱心ではありませんが、人からものを頼まれると断れない性格であるため、様々な出来事に巻き込まれていきます。
妖精さんたちだけでなく旧人類たちからもトラブルに巻き込まれることがあります。
不思議な世界観の中で織りなされるストーリーに、引き込まれてしまう人もたくさんいます。まるで絵本を読んでいるかのようなアニメです。
可愛らしい作品の世界観にファンになる人もたくさんいます。