古舘春一原作「週刊少年ジャンプ」で掲載中の高校バレー漫画です。2011年に読切版が登場し、推敲を重ねた末に翌2012年から連載がスタートしました。
作者自身が学生時代バレーボール選手だったこともあり、思い入れのある作品です。ちなみにタイトルのハイキューは、バレーボールの和名「排球」から付けられています。
舞台は宮城県
作者が岩手県出身ということもあり、舞台は同じ東北地方の宮城県です。実在する建物や大会名などが登場しますが、登場人物や校名などはフィクションです。
『キャプテン翼』『スラムダンク』などのスポーツ漫画と同じく、本作の連載が始まってから男子バレーボール部員が全国で増加したと言われています。
そのように多くの反響があったことからテレビアニメは2014年、2015年から2016年にかけて放映されました。
小柄な少年がバレーボールに挑む
主なあらすじは、身長162センチと小柄な少年が高校バレーに憧れ、挑戦し、頂点を目指すストーリーです。
主人公の日向翔陽は小学5年生の時にテレビで観た高校バレーで衝撃を受けます。そこでは烏野高校のエース「小さな巨人」が活躍していました。
中学入学後バレー部に入りますが部員は1人だけ。三年になって何とか部員を集めて大会に出場しますが、天才セッターと呼ばれる影山飛雄率いるチームに惨敗します。リベンジを誓い、憧れの烏野高校バレー部に入部します。
宿敵がチームメートになる
烏野高校バレー部に入ると、そこには宿敵の影山飛雄がいました。当初はお互いに反発していましたが共に長所を認めるようになり、2人にしかできない技を生み出すなどチームの勝利に貢献していきます。
平成のストーリーで考えると、クールな影山が主人公です。しかし昭和的に頑張る日向に共感する若者も少なくないようです。苦難に見舞われながら前向きに好きなバレーに取り組む、そのひたむきさも見どころのひとつです。
春高バレーで雪辱なるか
現在も連載中なので結末はわかりません。とはいえ日向は全日本ユースの代表に選ばれるのか、春高バレーで雪辱を果たせるのか、そもそも「小さな巨人」は誰か、今後の展開に目が離せません。
少年ジャンプ作品情報
- HUNTER×HUNTER(2011年)
- BORUTO‐ボルト‐ NARUTO NEXT GENERATIONS(2017年)
- NARUTO‐ナルト‐(2002年)
- アイシールド21(2005年)
- ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(2016年)
- ハイキュー(2014年)
- ワンピース(1999年)
- 暗殺教室(2015年)
- 銀魂(2006年)
- 黒子のバスケ(2012年)
- 斉木楠雄のΨ難(2016年)
- 幽☆遊☆白書(1992年)
- スラムダンク(1993年)
- るろうに剣心(1996年)
- 北斗の拳(1984年)