ダイヤのA(2013年)

中学時代は結果がついてこなかったがまっすぐな性格の野球少年・沢村栄純が素質を見抜かれ東京の名門、青道高校へ野球留学し仲間とともに成長し頂点を目指す「ダイヤのA」のあらすじと魅力を紹介します。

田舎の野球少年が仲間を置いて野球留学

地元の仲間を置いて野球留学…スカウトの勧めで名門青道高校へ見学に行った主人公の栄純は図らずもそこで自身の潜在能力に気づいてしまいます。

葛藤もありつつ地元のヒーローだった栄純は友人達に後押しされ東京行きを決意します。名門と言われながらも近年、甲子園出場を果たせていない青道高校の監督である監督・片岡と栄純の関わりも見どころです。

個性的なキャラクターが魅力!

天才肌のキャッチャー御幸、一般入試で入部したカリスマ降谷といった個性的なキャラクターが脇を固めて物語を盛り上げています。

全体的に「熱さ」を前面に出した劇世界ですが、高校野球のシリアスさを要所にうまく織り込んで緊張感を表現しています。

「わかりやすい」キャラの栄純に好感

一本気で無駄に強気な栄純が物語の中心ですが、脇を固める渋めのキャラが活き試合シーン以外の物語を魅力的なものにしています。

物語の前半は3年生の境遇や背景も描かれ、それもストーリーの骨組みや伏線になっていきます。

惜敗や挫折をバネに…発展途上の選手達の成長

3年生の迫力に気圧され失敗を繰り返しながら成長していく物語から夏の予選に入っていきます、予選を勝ち抜き徐々に本領を発揮する一年生(栄純・降谷)でしたが…
野球漫画ながら人間ドラマ的な人物描写がみどころです。

夏の大会の結果…背水の陣で臨んだ秋の大会

ストーリーの後半は選抜出場をかけた秋の大会で物語は一気に加速します、順当とは言えない勝ちを拾いながら決勝へ進みます。

そこで夏の大会の因縁の対決となります。選手一人一人の背景を丁寧に織り交ぜながら進むストーリーが主人公・栄純の少年漫画ならではのハツラツとした存在感を中心に描かれています。

決してむくわれない、リアリティが魅力

試合の描写もわかりやすく野球がわからなくても楽しめます。キャラクターの個性が強いのにリアリティを失わないバランスよく描かれた野球漫画になっています。