シティーハンター(1987年)

当時の少年誌としては異例なハードボイルドな作風の漫画として異彩を放っていた、連載当初の雰囲気を変えるため、主人公・冴羽獠のキャラクターをコミカルなものに路線変更し、人気を獲得しました。

「街の始末屋」都会の裏稼業を描いた名作

新宿区に住み、都会のトラブルを解決するスイーパー(始末屋)の冴羽獠が、法律の目をかいくぐってでも完遂したい復讐や紛争を解決していきます。毎回様々な武器やアクションで仕事をこなします。

特に初期はドラマのような凝った演出が見どころです、冴羽のキャラがコミカルになってからはより読みやすくなり、シリアスな話も抵抗なく読めるようになりました。

下ネタもはさみつつ、基本はハードボイルド

とっつきやすいように仕立てられたキャラクターとは裏腹にストーリーの根底に流れるのはハードボイルドなテーマです。

毎回現れる美女との掛け合いも見どころです。こういった「お約束」の設定もまたハードボイルド小説などの名作の定石であることから、作者の先人へのリスペクトが伺えます。

ストーリー展開の基本

冴羽と相棒である槇村のコンビが依頼人と接触し事件を解決に導きます。犯人(ターゲット)は依頼人の身内や関係者の時もあり、毎回様々な人間ドラマが展開します。

読みやすくギャグが入っているもののストーリーのしっかりした話が魅力です、社会的なテーマから復讐劇までバラエティに豊かでありながら読みやすいのも名作たるゆえんと言えるでしょう。

終盤になってより洗練されたアクション!

作画が劇画調になって躍動感も増すシリーズ後半はカーアクションなど映画も顔負けのアクション描写も楽しめます。女性キャラクターも毎回様々なタイプが登場し物語を盛り上げます。スピード感のある展開もシティーハンター終盤の特徴です。

シティーハンターまとめ、作品の続編も!

連載が急な形で終了した本作はその後加筆されコミックスに掲載されますが。その後リメイクで「エンジェルハート」として蘇ります。映画、アニメをはじめとし様々なメディアで発表されている名作をお見逃しなく!