ちはやふる(2011年)

マイナーである競技かるたを一躍日本で有名にした作品がちはやふるです。物語の構成も良くできており、運命といった見る側が求めるロマンティックな展開、そして高校生という複雑な感情を織り交ぜた作品になっています。

0から作り上げるかるた部

元気な女の子である綾瀬千早はモデルの姉に憧れて自分もいつかこうなると信じ込んでいました。

そんなとき幼馴染である綿谷新はかるたの名人である祖父から指導を受け、将来名人になることを夢見ていました。

同じ幼馴染である真島太一と3人でかるた会を作ることになりますが、新の転校、私立中学に入学する太一で3人はバラバラになることに。

高校生になった千早。彼女はひとりでかるた部をつくります。そこに偶然同じ高校に進学した太一と出会い、他の部員と一緒にかるた部を強豪にすることを夢見るようになっていきます。これがあらすじです。

ところどころに散りばめられた見どころ

千早がかるやをするきっかけになったのは、ちはやふるの札。自分の名前と重なることに運命を感じてかるたを始めるようになります。

祖父の死がきっかけでかるたから離れてしまった新は、千早と太一のおかげでもう一度かるたの世界に舞い戻ってきます。

少しずつ強くなっているかるた部。しかし世界はとても広かった。クイーンと初めて対決した千早はこてんぱんにやられてしまい敗戦。

いつかクイーンになること、そして先生になってかるたをもっと普及する夢を持つようになります。再び全国大会でクイーンと対戦し、大差で負ける千早。圧倒的かつ冷静なクイーンは感情的に自分に挑んでくる千早を見て、目を輝かせるようになります。

高校生ならではの視点に熱くなる

塩梅が効いた運命的なものやロマンティック、そして高校生特有な感情の揺れ方がかるたを通して描いている作品がちはやふるです。

ただ競技かるたをメジャーなものにした貢献だけではなく、作品としても十分すぎるほど評価されています。きっとこんな高校生活を体験してみたかったと熱くなるでしょう。